アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎とは

アトピー皮膚といわれるざらざらした乾燥肌があります。

そのため、皮膚のコートとしての役割が不十分で、身の回りのいろいろなものから攻撃を受けて、すぐに皮膚炎を起こします。

年齢による独特の皮膚症状があり、慢性となりやすい皮膚炎をいいます。


原因は

アトピー体質(素因)をもつ場合もありますが、アトピー体質によるというのは、疑問が残っています。

実際遺伝の仕組みについてはまだよくわかっていません。


症状は

成長にしたがって症状が変化していきます。

激しいかゆみがあります。

症状を繰り返していると色素沈着などを残します。

ときに精神的問題を起こすことさえあります。


日常生活での注意点は

食事制限は慎重に

入浴・シャワー・手洗い・洗顔の励行
(幼児では食後やおむつを交換するときには早く汚れを取る)

塗り薬をつける
(必要に応じて保湿外用薬なども)

清潔で通気性、吸湿性にすぐれた衣類を


治療は

主にステロイド外用薬が使われます。医師の指示に従って、決められた所に、決められた回数、塗り方で。

必要に応じてかゆみどめの飲み薬を用います。